自己資本対固定資産比率|経営状況分析Y-x5

経営状況分析の指標の1つである自己資本対固定資産比率は、固定資産の取得がどれくらい自己資本で賄われているかを示す数値です。

経営状況分析評点Yの中のx5という項目です。

 

ー計算式ー

自己資本対固定資産比率=自己資本÷固定資産×100

 

・自己資本・固定資産ともに建設業許可を受けた自治体へ事業年度終了後4カ月以内に提出する決算等届出書の財務諸表に記載した数値を使用します。

・自己資本は貸借対照表の純資産合計の数値を使用します。

・固定資産は貸借対照表の固定資産の数値を使用します。

 

ー数値の特徴ー

自己資本対固定資産比率は数値が高いほうが高評価となります。固定資産の取得を返済の必要のない自己資本で賄っている状態は財務状態がよいことを示しています。

固定資産を購入取得する時に返済をしなくてもよい自己資本で購入するほうがよい数値となります。

また固定資産が少ないと、よい数値となります。

ですが工事を施工するため設備や重機、車両をたくさん導入する必要のある建設業者の場合、固定資産がたくさん必要となるケースがどうしてもでてきます。また固定資産の価格も高額です。

ショベルやダンプなどの設備や重機、車両をたくさん導入している建設業者の場合、高い数値が出にくい傾向にあります。

自己資本対固定資産比率の経営状況分析評点Yに占めるウェイト(寄与度)は、6.8%です。

 

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ー決算等届出書の作成提出・経営状況分析申請を代理します。ー

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